PBフリーハンダは共晶ハンダに比べて融点が40度も高い。
コンポーネント耐熱上限が変わらないまま融点が高くなると、作業できる範囲のハンダ付け温度幅が狭くなる。
ヌレ広がりが悪い
コテ先の寿命が短くなる。(ハンダの融点が高いので、コテ温度を高く設定して作業してしまう)
a. フラックスが高温で炭化しこびりつき、ハンダをはじく
b. コテ先のハンダ喰われが早い
c. Sn は大気中で酸化しやすく、コテ先表面の酸化した錫がハンダをはじいてしまう
高温時にコテ先の鉄メッキを侵す作用が強い
コテ先とヒーター蓄熱部の銀合金コアが広い面積で直に接触しているので、急速にコテ先へ熱を供給することが可能です。
銀合金コアの内部先端に位置するプラチナセンサーが、素早く温度の低下を感知し、ハイパワー80W ヒーターが、急速に熱を回復させます。
優れた蓄熱部の構造とデジタルコントロールによるきめこまやかな温度管理が徹底できます。結果としてコテ先の寿命が延び、製造ラインのコスト低減に貢献します。
コテ先は、高熱時でも工具無しで簡単に交換ができる優れた設計になっています。
業界でスタンダードとして定着しているGESCOならではの豊富なコテ先のバリエーションにより、様々な場面でのハンダ付けに対応できます。
コテ先の表面の鉄メッキが、錫の酸化・フラックスの炭化などの複合要因によりハンダをはじき、作業を阻害します。この問題に対応するのが、チップアクチベーターです。
コテ先の酸化物を除去し、酸化しヌレなくなったコテ先表面のヌレ性を復帰させることが出来ます。
使用方法は簡単で、ケース裏の両面テープで作業台に固定し、コテ先の温度を275度~300度に設定しチップアクチベーターに擦りつけます。コテ先を水で濡らしたスポンジで残渣をきれいに拭い取ります。
酸化物が除去されるまで繰り返し、最後に使用するハンダでコテ先を馴染ませます。
※チップアクティベーターはセットには含まれていません。
► コントローラー
100V 24V 50/60Hz総出力95W 静電対策仕様
► ハンダゴテ
大熱量マイクロソルダーリングペンシル24V 80W
► その他